被害者の女の子が襲われる瞬間の心理状態

【性犯罪被害者の通報率は全体の2割以下と非常に低い】
つまり、ほとんどの女性が声を上げられないまま泣き寝入りをしているのが実状です。

例えば調査結果では・・・
小学生の女の子が不審者に遭遇した時、
7~8割の女の子が抵抗できないと言われています。
中学生以上になっても抵抗できる女の子は50%以下。
低年齢になればなるほど抵抗するのが難しくなるようです。
特に若い女性や学童が狙われやすい場所は、集合住宅の階段や廊下、エレベーターです。

「無理やり性交などをされた経験がある」と言う女性の割合は13人に1人(約8%)の割合です。
その「性交」とは、「膣性交、肛門性交、口腔性交」のいずれかです。
※内閣府2018年調査より

性犯罪被害に遭うその瞬間、女の子の心理状態は
心理学的に言われている「凍りつき症候群」に陥ってしまい、
頭は真っ白、身体は凍りついて活動停止状態になります。

とっさに身の危険を感じて逃げ出せる女の子は10%以下しかいません。
また、恐怖で泣き叫んで抵抗できる女の子も10%以下です。
すなわち80%以上の女の子は加害者に襲われる瞬間,
身も心も凍り付いて全く行動できず、茫然自失状態で無抵抗に陥ります。

性犯罪に遭う瞬間の心理状態の「ストレス」は
ハンス・セリエ氏(1907年~1982年)の「ストレス学説(動物実験)」とイメージが似ていると考えられています。

1. 驚きのあまり最初にパっと凍りついてしまい声も出せず動けなくなる
>>ショックで身体が固まって抵抗できない
>>身体に力が入らなくて逃げられない
>>気管支も収縮して悲鳴も上げられず助けも呼べない状態

2. 時間の経過とともに徐々に力が出せる状態になっていく

3. その後,身体が動くようになる

しかし,最初に心身ともにフリーズして無抵抗に陥っている間に,
着衣を脱がされ裸にされたり縛り上げられたり,
車やひと気のないところに連れ込まれたり・・・
物理的に抵抗できない状態になっているため、
身体が動くようになった頃では既に遅いんですね。

性被害に遭ったときに声を出して泣き喚いて抵抗する人なんて1割いないんです。
(1%くらいと言われています)
屈強に戦って逃げ出せる人も殆どにいません。
性犯罪の被害者の女性の場合、
茫然自失で凍り付いてしまう女性は恐らく全体の9割以上になります

<女子大生に聞く>
痴漢被害経験のある女子大生は38.3%
性的行為の強要に遭ったことがある女子大生は6.1%
※日本性教育協会による白書に依る
性暴力を受けている子どもたちへ

人権啓発CM「これって性暴力! 犯罪被害者等の人権」